銘柄比較検討 ロードスターキャピタル(3482)

銘柄比較検討

 銘柄比較検討では、私が検討したい銘柄について”株探”さんのよく比較される銘柄を対象に長期の業績を比較し、銘柄検討の基礎資料としようとする内容です。 長期の業績を把握することで、目先の株価推移に惑わされない。。そんな投資家になりたいです。。

 ということで、この記事では、以下の内容について確認をしていきたいと思っています。
業績      :売上高、営業利益、純利益、EPS、ROE、ROA、原価率、営業利益率、販管費率
財務状況    :総資産、自己資本比率、有利子負債比率、BPS
キャッシュフロー:営業活動、投資活動、財務活動、フリーキャッシュフロー

分析対象銘柄 銘柄名

  ということで、今回はロードスターキャピタルについて長期の業績を確認していきたいと思います。
比較対象企業は、株探さんの比較される銘柄から以下、3つの企業を対象といたします。

■比較銘柄
・LeTech(3497)
・宮越HD(6620)
・プロパティエージェント(3464)

 雰囲気をみるに、雰囲気のなかでも時価総額の近い企業が選出されているように思います。プロパティエージェントなんかは売り上げ高が順調に増加している印象があるので、売り上げ以外の観点で比較するのが楽しみです!

業績

売上高

 直近の業績は伸び率こそ低下傾向にあるものの、売り上げ高は順調に上昇しています。一方で、プロパティエージェントの売り上げ高は直近さらに高くなっており、この点は魅力的に映ります。ロードスターキャピタルは順調な業績のわりに、割安な点が評価されていいる部分もあるので、このあたり株価とともに確認したいところです。

営業利益

  営業利益は売り上げ高よりも順調に伸びています。また、プロパティエージェントも順調に伸びておりますが、売り上げ高の小さいロードスターキャピタルの方が営業利益が大きく営業利益率の大きさがわかります。

経常利益

 2017年以降順調に伸びています。比較企業と比べても総量・伸び率ともに大きそう。

純利益・EPS

 純利益、EPSも順調に伸びています。

ROE・ROA

 ROEは徐々に上昇しており、40と高い値にあります。

営業利益率

 営業利益率は、上昇に増加しており40%と非常に高い状態にあります。
宮越HDは一時70%台にあったこともあるようで、不動産業界はかなり高い状態になることも期待できそうです。

原価率・販管費率

 原価率が高いですが、不動産業界が一般的に80前後なようです。
その不動産業界においては、低いほうに見えます。

財務状況

総資産

 総資産はきれいな右肩上がりですね。美しい。
プロパティエージェントも負けてません。

自己資本比率

 自己資本比率は20%程度、不動産業界は低いイメージがあるのでこんなもんでしょうか。宮越HDの自己資本比率の高さが凄いです。

有利子負債・有利子負債比率

 有利子負債は徐々に増加、有利子負債比率は一定。

BPS

 BPSは増加傾向。いずれの企業も綺麗に増加してます。。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフロー

投資活動によるキャッシュフロー

財務活動によるキャッシュフロー

フリーによるキャッシュフロー

まとめ

 売上成長率だけであればプロパティエージェントの方が強く、また営業利益率だけであれば宮越HDの方が強そうでした。
 一方で、この二つの兼ね合わせている点、また利益の総量・伸び率という点で、ロードスターキャピタルに魅力がありそうです。加えてロードスターキャピタルは、その割安性という点が魅力でもあると考えています。このあたり評価するには、株価も一緒に見たいところです。そのうち改良したいと思います。。

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